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主な事件の概要(海上環境関係法令違反)

1 化学工業薬品製造業者による汚水不法排出事件【和歌山】

平成23 年3 月、和歌山市所在の化学工業薬品製造事業所の排水口から採取した汚水が排水基準に適合しない酸性の汚水(水素イオン濃度3.9 及び4.0)であったことから、捜査に着手し、同社内の実況見分及び関係者の取調べを実施した結果、同社社員(58 歳)が重機洗浄などにより発生した酸性の汚水を雨水側溝を経て海域に排出していた事実を特定し、水質汚濁防止違反で検挙した。
平成23 年11 月30 日起訴猶予処分となった。

 

2 パナマ籍貨物船P 号油不法排出事件【神戸】

平成23 年4 月19 日午前11 時5 分ころ、代理店から兵庫埠頭J 岸壁着岸中のパナマ籍貨物船P 号(7,959 トン)が給油中に油を海域に排出させた旨の通報を受け、捜査した結果、給油船から燃料油(C重油)を給油中、作業責任者のP 号1 等機関士の過失により、同日午前10 時50 分ころに燃料タンク空気抜き管からC 重油を噴出させ、約30.4 リットルを海域に排出した事実を特定し、海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律違反で検挙した。
本件は担保金制度が適用され、平成23 年6 月19 日担保金50 万円が国庫に帰属し、平成23 年10 月31 日起訴猶予処分となった。



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