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ゴールデンウィーク安全推進期間の事故発生状況等について
(4 月28 日~5 月6 日の9 日間)
 


当管区では、ゴールデンウィーク期間に、マリーナ、釣具店などのマリンレジャー愛好家の拠点等340 ケ所、また、プレジャーボート、磯、防波堤などのレジャー現場を訪問し、マリンレジャー等安全推進活動を実施しましたが、海難事故7隻(H22年7 隻、H23年1 隻)、人身事故3 人(H22年3人、H23年2 人)が発生する結果となりました。また、同期間中、海上保安官がマリンレジャー客の救命胴衣着用状況等について実態調査をした結果、プレジャーボート等船舶乗船者の救命胴衣着用率は、76.0%でありますが、磯・防波堤・岸壁の釣り客の救命胴衣着用率は、24.4%と依然低迷している結果となりました。これからレジャーシーズン最盛期を迎えるにあたり、引き続き、プレジャーボート等の海難防止啓発活動、自己救命策確保の推進を実施していきます。

詳細については、次のとおりです。

1 プレジャーボート等の海難発生状況(7 隻)


・機関故障 1 隻(潤滑油の過剰補油により燃焼不良となり、機関が停止)
・荒天のため航行不可1 隻(ミニボートで釣り中、強い風に圧流され帰還不能)
・乗揚2 隻(2 隻共、海苔網のロープに乗揚、航行不能)
・その他の海難(衝突1隻、舵障害1隻、無人漂流1隻)
《~あなたの「ちょっとした注意」で防げる海難があります~》

 

2 マリンレジャーに伴う人身事故の発生状況(3人)

・海中転落2 人
(プレジャーボートにて釣り中に横波を受け海中転落、発見救助、救命胴衣着用)
(係留中のプレジャーボートの清掃作業中に海中転落、死亡、救命胴衣未着用)
・その他1 人(磯釣り中に体調不良となり、死亡、救命胴衣着用)



自己救命策3つの基本を呼びかけるリーフレット

(参考)
自己救命策 3 つの基本により迅速に救助された事例
ゴールデンウィーク安全推進活動期間直前の4月23日、串本町の磯場にて魚釣りを行っていた釣り客1 名が高波にさらわれ、約2 メートルの磯波が立つ海上に投げ出されましたが、救命胴衣を着用していた事故者は、溺れることもなく、所持していた携帯電話を使用して118 番通報で救助を求めることができ、早期に発見され、時化の海上から怪我もなく無事救助されました。

3 自己救命策確保状況調査結果


 
(1) プレジャーボート等船舶乗船中
  • ライフジャケットの着用率(巡視船艇による目視調査を含む) 調査人数:7,090 人 着用者数:5,390 人 着用率:76.0%
  • 携帯電話の所有 調査人数:1,233 人 所持者数:1,092 人 所持率:88.6% 防水措置者(再掲):437 人 防水措置率:40.0%
  • 118 番の認知度 調査人数:1,108 人 知っている人数:948 人 認知率:85.6%

(2) 釣り中(磯・防波堤・岸壁)
  • ライフジャケットの着用率(巡視船艇による目視調査を含む)調査人数:6,918 人 着用者数:1,690 人 着用率:24.4%
  • 携帯電話の所有調査人数:206 人 所持者数:174 人 所持率:84.5%防水措置者(再掲):51 人 防水措置率:29.3%
  • 118 番の認知度調査人数:205 人 知っている人数:166 人 認知率:81.0%




《~釣り中の死亡事故の93%は、海中転落です~》
毎年、釣り中の死亡事故が後を絶ちません。管内で、過去5 年間に発生した釣り中の死亡事故74 人の内、93%にあたる69 人(着用者7 人、着用率10.1%)が海中転落によるものです。救命胴衣着用者の生存率70%に対し未着用者の生存率47%です

                                                      救命胴衣は、海のシートベルトです




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