海難の救助

〜かけがえのない命を守るために〜

海難への即応体制

第四管区海上保安本部及び海上保安部等では、24時間体制をとって海難情報の早期入手に努めています。海難が発生すれば、直ちに巡視船艇・航空機が出動するとともに、迅速・的確な捜索救助活動を行っています。特に、高度な知識及び技術を必要とする船舶の転覆、乗揚げ等の特殊海難に対しては、航空機(ヘリコプター)の機動性と吊り上げ能力を活かすとともに、救難強化巡視船「いすず」や「潜水士」などを派遣して、迅速な人命救助活動にあたっています。

【 吊り上げ救助を行う伊勢航空基地航空機 】
▲「かみたか1号」 ▲「かみたか2号」

海難に関する通信

▲第四管区海上保安本部運用司令センター
海上保安庁では、海難救助を迅速・的確に行うため、デジタル選択呼出装置により遭難周波数を聴取するとともに、衛星などを利用した遭難通信システムである全世界的な海上遭難・安全システム(GMDSS)に対応した通信体制を執っており、遭難警報を入手した場合、海上保安庁(東京)からナブテックス放送、インマルサットEGC放送を行うとともに、第四管区海上保安本部運用司令センターから無線電話による緊急放送などにより付近航行船舶に対して注意喚起を行い、併せて遭難情報の収集を行っています。

洋上救急体制

▲巡視船「みずほ」搭載航空機「シーボーイ2号」による洋上救急活動
洋上救急とは、はるか沖合を航行中の船舶内で傷病者が発生し、船主等から医師の救急往診の要請があったときに、(社)日本水難救済会洋上救急センターが協力医療機関に対し、医師及び看護婦等の派遣を要請し、海上保安庁が巡視船艇や航空機に派遣する医師や看護婦を乗せ、洋上の現場まで急送し、医師の応急措置を加えつつ陸上の病院へ迅速に搬送する制度です。