事件事故例サーフィン等関連の事故

【 サーフィン中の死亡事故 】

[ 日時・場所 ]
2010.4.28 1530頃 渥美外海
事故概要 対策

事故者A、Bの2名のうち、Aはサーフィンの初心者であることから、Bが波打ち際でサーフィンを教えていましたが、Bが目を離した隙にAが沖に流されてしまい、Bが救助に向かいましたが、両名とも陸岸に戻れず、それぞれサーフボードを掴んだまま、漂流していたところ、折からの波で付近の消波ブロックに打ち寄せられ、何度か大波によって強打したため、Aはサーフボードを手放してしまい、Bもサーフボードが折れ、手放し漂流した。この状況の目撃者が消防に救助を求め、消防から連絡を受けた海上保安庁、警察もヘリコプター等を出動させて救助に向かいました。Bは運よく消波ブロック上に打ち上げられ、擦過傷程度の軽傷でしたが、Aは消波ブロック付近の海面で漂流しているところをヘリコプターにより救助され、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

目撃者からの情報では、事故当時の現場付近はうねりが高く、他のサーファーは活動を自粛するような状況でしたが、事故者A、Bはサーフィンを始めました。

サーフィンに限らず、マリンレジャーでは気象、海象が自らの命に直結する要因あることを理解して、事前の情報入手は無論のこと、現場でも海上模様が悪い場合には、マリンレジャーを控えることが大切です。


【 サーフィン中の漂流事故 】

[ 日時・場所 ]
2008.5.11 0920頃 渥美外海
事故概要 対策

事故者は1人でサーフィンを開始し、沖合いから陸岸に戻ろうとする際、足首に繋いでいたリーシュコードを解いていたことから、陸岸近くにおいて高波にボードを奪われ流出、同人は帰還を諦め、離岸堤の標識で救助を待っていたところを、航空機により吊上げ救助されました。

高波や離岸流で流される人があとを絶ちません。

気象海象、自分の技量を充分考慮しサーフィンを楽しみましょう。


【 サーフィン中の漂流事故 】

[ 日時・場所 ]
2007.5.5 1510頃 渥美外海
事故概要 対策
 友人数名とサーフィン中、そのうちの1名がサーフボードを流出させパニック状態になったため、別の1名が該人を確保したが、潮流により2名とも沖へ流されたため、別のサーファーが海岸へ戻り、118番通報により救助を求めてきたもの。
  漂流中の2名は、幸いにしてヘリコプターにより救助され無事でした。

このケースは、友人たちと一緒にいたために、すぐに異変に気付くことができ、無事救助された事例です。

マリンレジャーは、危険と隣り合わせであることを認識し、常に誰かと行動を共にして、単独行動をしないことが大切です。


【 ウィンドサーファーの漂流 】

[ 日時・場所 ]
2006.5.4 1500頃 伊勢湾内
事故概要 対策

 伊勢湾南部海域において、一人でウィンドサーフィン中の男性が、より強い風を求めて沖合いに進出したところ、風向きが変わったことから、セイリングでは帰岸できなくなり、セイルを放棄してパドリングにより帰岸しようとしました。しかし、体力が消耗してしまい、帰岸できずに約17時間も漂流する事故が発生しました。

 当日午後9時頃、帰宅を待っていた事故者の家族からの通報により遭難したことが判明し、翌朝になって沖合い約3km付近の海上で捜索中の巡視艇に発見され、無事に救助されました。

 遭難後は、ボードにしっかりつかまり、体力と精神力の維持、冷静な判断で救助を待つことも肝要です。

 また、海でのレジャーでは、携帯電話を防水パックなどに入れて携行し、もしもの時の連絡手段を確保するほか、一緒に楽しむ仲間や岸から見ていてくれる人がいれば、即時に事故を知ることができますので、単独行動は避け、団体で楽しむようにしましょう。