事件事故例ダイビング関連の事故

【 ダイビング中の溺水事故 】

[ 日時・場所 ]
2008.3.17 1040頃 熊野灘
事故概要 対策

事故者は水深18mの海底から浮上中、水深8m付近で突然レギュレーターを外し、シュノーケルに加え直したため、同行のインストラクターがすぐさま元に戻したが、心肺停止状態となり、その後死亡した。

ダイビングをする際は、日常とは異なる空間での行動となるため自己の体調管理はもとより、同行者の体調、潜水病の知識や気象海象などは充分に把握しておくことが大事です。


【 ダイビング中の溺水事故 】

[ 日時・場所 ]
2005.3.20 1458頃 三重県尾鷲市
事故概要 対策
 三重県尾鷲市桃頭島周辺の水深30m付近において、ダイビングツアーに参加していた女性のレギュレーターが外れているのを別の参加者が発見し、発見者がオクトパス(予備呼吸器)を該人にくわえさせ、インストラクター等により海面へ浮上させましたが、既に意識のない状態でした。

 その後、女性は心肺停止の状態で病院へ搬送され、救命措置により一旦は蘇生したものの、翌日死亡が確認されました。

事故者は、ダイビング暦3年の経験でした。

 ダイビングサービス提供者、インストラクター、ガイドダイバーの方は、事前にダイビング参加者の技術レベル、ダイビングスポット、気象・海象等の情報収集に努め、特にダウンカレント(急激な下降流)などの海潮流については、十分な調査を実施して、最も適切なダイビングプランを立てましょう。

 また、ダイビング参加者間においても、事前に水中でのコミュニケーション方法、緊急浮上方法などについても十分な打合せを行うようにしましょう。


【 ダイビング中の溺水事故 】

[ 日時・場所 ]
2001.9.9 1300頃 三重県尾鷲市
事故概要 対策
 

三重県尾鷲市三木浦付近において、ダイビングのレベルアップ講習に参加していた女性(60歳)が、ダイビング開始直後、潮流が強かったことから、指導員と共に浮上したものの、海面付近でパニック状態となり溺れました。女性はすぐにダイビング船に引き揚げられましたが、その後、病院で死亡が確認されました。

 レジャーダイビングでの死亡事故の大多数は溺死です。溺死に至る要因は、パニックであると言われています。海の中では精神と肉体の両面から様々なストレスを受けており、些細な原因からパニックに陥り、大きな事故に結びついています。

 パニックは一般に男性に比べ2〜3倍の割合で女性が多く陥りやすいと言われていますが、パニックそのものでは死ぬことはありません。

 パニックに陥った場合、まず呼吸を確保することが大事であると覚えておいてください。

 また、指導員の方等は、初心者のみならず、ダイバー全員の健康状態を把握し、安全管理体制を確立しておく必要があります。