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図10

 冬場は船舶海難多発!!原因は?

 平成26年船舶海難発生状況(秋季〜冬季)

図10

〜はじめに〜

例年マリンレジャー等が盛んな繁忙期である夏季(6月〜8月)が最も海難が発生するシーズンであったものの、平成26年の船舶海難発生状況では夏季以上に秋季〜冬季(9〜12月)が増加傾向にあります。

海難が発生する原因は見張り不十分や操船不適切などの、いわゆる「人為的要因」であるが、秋季〜冬季の海難発生隻数が増加した要因は、人為的要因プラス「あるもの」が背景にあります。

本ページでは、秋季〜冬季における船舶海難の発生状況や増加傾向、また原因を挙げ、船舶海難を防止するうえでの注意点を紹介します。

 

1.横須賀海上保安部管内における船舶海難発生状況 
 横須賀海上保安部(以下当部とする。)管内における船舶海難発生隻数は、平成24年の70隻から増加傾向にあり、平成26年では前年の73隻から4隻(5.5%)増加し77隻と3年間連続で70隻を越え、当部管内の海難発生数は全国最悪となっております。


図1.5

(1)船舶種別毎の発生隻数(平成26年1月〜12月)
          平成26年の当部管内における船舶種別毎の海難発生隻数については、割合とし

て例年同様プレジャーボート(以下PBとする。)が目立ちます。

  平成26年の船舶海難の船種別割合は、プレジャーボートが最も多く(48隻、前年

比:3隻減)、次いで漁船(8隻、前年比:2隻増)、貨物船(7隻、前年比2隻減)、その

他【練習船、監視取締船、軍艦等】(6隻、前年比:2隻増)PBの順で多く、は船舶種

別毎の発生隻数のうち全体の約62%を占めています。

なお、PBの用途別では、モーターボートが最も多く(19隻、前年比:増減無)、次い

    でクルーザーヨット(7隻、前年比:4隻減)、クルーザーボート(6隻、前年比:4隻

増)、シーカヤック(6隻、前年比:増減無)の順で多く、モーターボートは全体の約4

0%を占めています。


図2

(2)海難種別毎の発生隻数(平成26年1月〜12月)
     平成26年の当部管内における船舶種別毎の発生隻数については、割合として、

例年同様衝突海難が目立っています。

平成26年の船舶海難の海難別割合は、衝突海難が最も多く(28隻、前年比:10

隻)、次いで乗揚げ(10隻、前年比:3隻減)、機関故障(8隻、前年比:8隻減)の順で

多く、衝突海難は全体の約36%を占めています。

   なお、発生隻数が最も多かった衝突海難の船舶種別毎については、PBが約43%

   (12隻)、貨物船が約21%(6隻)と衝突海難の多くはPBによるものです。

 

図3

2.平成26年の秋季〜冬季における船舶海難発生状況
       平成26年の年間船舶海難発生総隻数が77隻であるのに対し、秋季〜冬季では

   合計32隻と全体の約41%(平成25年:約39%、平成24年:約37%)を占め、1ヶ月

   あたりの発生隻数では夏季を上回っています。

(≪平成24年〜26年の月別・累計船舶海難件数≫参照)


(1)船舶種別及び海難種別毎の発生状況及び増加の背景
平成26年の9月〜12月の船舶海難発生状況と1〜8月を比較すると、全船種、

全海難種が増加しておらず、また、年間多くの割合を占めていたプレジャーボート、

衝突海難が増加の背景にあるのではなく、ある特定のものが増加の要因となってい

ます。

まず、船種では貨物船遊漁船クルーザーボートゴムボートシーカヤック

モーターボート手漕ぎボートの発生隻数がほぼ同数であり、特に目立つのが最も

多かったモーターボートで、年間の発生隻数のうちの約5割を占めています。

なお、平成25年と平成26年の秋季〜冬季を比較すると貨物船(2隻)、作業船

(1隻)、遊漁船(2隻)、クルーザーボート(3隻)、ゴムボート(1隻)、シーカヤック

(1隻)、モーターボート(2隻)が増加しています。

 

図6

また、海難種については、1〜8月の総隻数以上に秋季〜冬季では乗揚推進器

障害舵障害が多く、特に顕著に差があるのが浸水海難です。

なお、平成25年と平成26年の秋季〜冬季を比較すると衝突(2隻)、乗揚(1

隻)、浸水(2隻)、舵故障(1隻)が増加しています。

 

図7

(2)船舶海難発生隻数増加の原因と防止対策

船舶海難の発生原因の多くは見張り不十分や、水路調査不十分、操船不適切、

機関取扱不適切などの人為的要因が主な原因であるが、平成26年秋季〜冬季で

は、人為的要因のうち例年少数であった「気象海象不注意」による船舶海難が増

加しました。

「気象海象不注意」というのは、人為的要因の一つで気象・海象を確認せず、ま

た、気象警報等に対し無関心であることをいいます。

「気象海象不注意」による船舶海難が増加した背景として、平成26年の9〜12

月は例年に比べ非常に多くの台風や爆弾低気圧が発生したことが挙げられ高波

や強風などによる風潮流の影響により船舶同士の衝突浸水転覆海難が多

発しました。

       「気象海象不注意」による船舶海難は、強風や大波などによるものであり、一

見、貨物船などの船体の大きい船舶については影響が無いものと思われがちです

が、実際に起こった事例では、貨物船が激浪を受け、その際に船の窓が割れ、窓

の破片により乗組員が負傷した事故があり、船を転覆させるだけではなく、そのも

のが脅威であることから、気象海象の事前確認は非常に重要です。

 

      「気象海象不注意」による海難を防止する策については、単純なことですが、気

象予報・風速・波の高さ等を確認し無理して出港しないことです。

出港時の海上模様が悪い時は出港しないことはもちろん、出港後の気象状況に

    ついても天気予報等で事前に確認しなければなりません。

また天気は急変することが多く、海上は影響を受けやすいことから、出港後も

天候や海上模様等に注意する必要があります。

 

「気象海象不注意」による船舶海難のみならず、海難を防止するうえで最も

重要なポイントは、現在の状況のみではなく今後どうなっていくのかを常に

考え、若しくは予測して行動する、「早めの行動」です。

  

 

  

 

  


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