フェリーあぜりあ」との合同救助訓練を実施

 5月27日、下田港沖合いにおいてフェリーあぜりあ(神新汽船株式会社)と下田海上保安部所属巡視船かので合同救助訓練を実施しました。

 訓練内容は、下田港鵜島岸壁を出港したフェリーあぜりあが、航行中に機関室から火災が発生、火災は乗組員によって消火したものの航行不能となり、さらに、消火活動の際に乗組員1名が火傷により重傷したとの想定で行われました。

 午前10時、訓練が開始されると、あぜりあ船内に「機関室で火災発生」とアナウンスされ、乗組員は旅客に対し救命胴衣の着用と安全な場所への誘導、機関室では初期消火を行い、消火活動中に負傷した乗組員1名については安全な場所への移動訓練を行いました。

 また、下田海上保安部では、フェリーあぜりあからの火災発生通報を受け、巡視船かのに発動を指示、巡視船かのは現場向け緊急出港しました。

 現場に到着した巡視船かのは搭載艇を降下し、フェリーあぜりあから負傷した乗組員(ダミー人形)を引継ぎ下田港内へと搬送するとともに、航行不能となったフェリーあぜりあに対し近距離もやい銃を使用して曳航索を繰出し、曳航索の取付けが完了した時点で訓練は終了となりました。

 今回の訓練は、有事に備え連携した活動が行えるよう実施したものですが、 フェリーあぜりあでは昨年12月に就役してから初めての訓練となりました。