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部長からのご挨拶

下田港は、江戸時代の前半、江戸と大坂との海上での物流における重要な地点であり、「出船入船三千艘(そう)」と言われ賑(にぎ)わっていましたが、その後、追い風を待つ「風待ち港」として、また、江戸時代末期は開国の港としての役割を果たしてきました。その下田に当保安部の前身組織ができたのは昭和24年です。以来、伊豆半島や伊豆諸島周辺海域にて、気象・海象などの船舶交通の安全のための情報の提供や安全パトロール、海難に遭った人や船の救助、船などから流出した油の防除、密漁者の取締りなど、「安全で明るく美しい海」にするために仕事をしております。

 管内は、海水浴やサーフィン、海上遊覧、海釣りなど海に係るレジャーが盛んで、金目鯛漁などの漁船や東京湾へ往来する船の多いところです。海を愉しみ、遊ぶ人も沖を行き来する船も事故無く安全であることが一番であると思っております。

私たちだけではなく、みなさんのご理解とご協力を得ながら「安全で明るく美しい海」をめざし、守ることを推進して行くこととしております。 

 下田海上保安部長 コ永 裕之  


組織図

海上保安庁(霞ヶ関)

└─第三管区海上保安本部 (全国に第一から第十一までの管区本部あり)


└─下田海上保安部

└─管理課・・・・・・・・・・・(総務、広報、学生募集、物品調達窓口、文書受付等)
└─警備救難課・・・・・・・(海難防止、海上警備及び取締り、海上防災等)
└─伊東事務室・・・(海浜事故対応を中心とした警備救難業務全般)
└─交通課・・・・・・・・・・・(灯台の保守整備、海上交通情報の提供等)
└─巡視船あまぎ
└─巡視船かの
└─巡視艇いずなみ


管轄区域

 管轄区域は、静岡県の伊豆半島(北西部を除く)と東京都の伊豆諸島(大島支庁、三宅支庁、八丈支庁)で、担任水域は、千葉県、静岡県そして東京都の3都県沖合の東西192海里、南北175海里の広大な海域となっている。


管理灯台位置図

 下田海上保安部で管理(保守点検整備)を行っている航路標識は、光波標識64基(灯台60基、指向灯2基、照射灯1基、導灯1基)、電波標識2基(伊豆大島無線方位信号所1基、DGPS局1基)の計66基です。保守点検は、各標識ごとに定期的に行っていますが、非常に広範囲にわたること及び専門的な知識も必要とします。
 また、場所によっては道無き道を歩いて辿り着くようなところもあり困難を極める作業も少なからずあります。 さらに、台風通過時や地震発生後には、全標識の状況を確認(稼働点検)を行っています。

 下の図は、当部が管理している航路標識位置図です。


●救命胴衣着用推進活動
 (写真は、平成20年8月24日部長室で行われた第一回委嘱式後の懇談会の模様)

 海上保安庁では、平成12年度から海難等による死亡・行方不明者を減少させるために、海上にあるもの自らが安全意識を高め、自己責任のもとに活動することを指導啓発していくこととし、ライフジャケットの常時着用をはじめとする「自己救命策確保」の啓発活動を推進しており、あらゆる機会を捉えて、その啓発・普及に取り組んでいるところです。
 これら活動の一環として、下田海上保安部では、平成20年度7月からライフジャケットの常時着用を率先して推進してもらうため、海上保安協会下田支部が推薦する『救命胴衣着用推進員』に対し当部の着用推進活動並びにこれに関連した海難防止活動を委嘱する制度を開始しました。
 平成20年8月(第一回、第二回委嘱)に救命胴衣着用推進員として当部が委嘱した方は、13名で内訳は、漁業関係者6、海事関係者2、海洋土木関係者2、一般会社員3となっており、この中には、平成18年10月に下田沖で発生した大規模海難(第3明好丸転覆遭難事故)で救助された方も含まれています。
 当部では、委嘱後に活動報告や海上保安協会下田支部


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