
11月1日(土)は、海上保安庁が制定した灯台記念日です。
当部ではこの日、伊豆漁業協同組合稲取支所(団体表彰)、遠藤富男(東伊豆町在住)、萩原朝子(沼津市在住)の1団体2名の表彰を行いました。
表彰式の会場にある稲取灯台は、漁民住民が熱望し、明治42年12月に初点灯した灯台です。
この灯台は当初行政による建築物ではなかったこともあり、当時の灯台看守及び維持管理は萩原家で行われてきました。その中で、17歳で国家資格を取り初の女性灯台守となった”萩原すげ”さんは、萩原朝子さんの義母にあたります。
旧稲取灯台は、建築されてから今年が100周年となり、灯台記念日の表彰式として最もふさわしい場所として萩原朝子様の同意をいただき表彰式を行うことが決まりました。

稲取灯台前で挨拶する川名下田海上保安部長

伊豆漁協の佐藤専務理事(元稲取漁協組合長)が感謝状を受け取りました。
■伊豆漁業協同組合稲取支所(旧稲取漁業協同組合)は、稲取港東防波堤灯台、稲取港南防波堤灯台及び稲取港沖防波堤灯台の灯火監視を受嘱し、10年以上の永きにわたり航路標識の重要性を認識し、旺盛な責任感をもって日夜当該標識の監視を行い、航路標識の維持管理に献身的に協力してきたことが、海上交通安全確保に多大な貢献をしたと認められたものです。

遠藤富男氏が感謝状を受け取りました。
■遠藤富男(東伊豆町在住 75歳)様は、当庁職員が航路標識保守等のため稲取港沖防波堤に渡るための用船従事者を受諾し、10年以上の永きにわたり航路標識の重要性を認識し、旺盛な責任感をもって当該標識に当庁職員を運ぶための用船従事にあたり、航路標識の維持管理に献身的に協力してきたことが、海上交通安全確保に多大な貢献をしたと認められたものです。

この地にある旧家を資料館として開放している萩原朝子さんは、表彰状を受け取りました。
■萩原朝子(沼津市在住 85歳)様は、母(萩原すげ様「義母」)が稲取灯台(明治42年〜昭和17年まで運用)の初代灯台看守員(日本初の女性灯台看守員)であったことから、東伊豆町が復元した同灯台に隣接する自宅を改装、その灯台の歴史及び母が旧稲取灯台の看守員として働いていた当時の業務や生活を示す資料、同灯台の復元模様を示す資料等を展示した資料館として改装維持し、それらの資料を、一般市民の方々に開放することによって多くの国民の目にとまることとなったことは海上保安思想普及並びに航行援助業務への啓蒙活動等に多大な貢献であると認められたものです。

東伊豆町鈴木副町長から祝辞をいただきました。

表彰式終了後出席者全員で記念撮影が行われました。
■前列左から
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川名一徳 下田海上保安部長
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萩原朝子氏
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遠藤富男氏
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佐藤紀男氏(伊豆漁協専務理事)
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鈴木新一 東伊豆町副町長
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田村元教育長
■後列左から
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中村直人 下田海上保安部交通課長
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中村 東伊豆町文化財保護審議会副会長
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居山信子 東伊豆町議会議員
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中山 実氏
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伊東秀利 海上保安協会下田支部幹事
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藤原 潔 下田海上保安部次長(交通担当)
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小川信明 下田海上保安部管理課長
■灯台記念日について
日本の記念日の一つで、毎年11月1日となっています。
日本最初の洋式灯台である観音埼灯台の起工日が、1868年(明治元年)の新暦で11月1日<旧暦では8月30日>だったので、それにちなんで、1949年に海上保安庁により制定されたもので、今年は140周年にあたります。
灯台記念日には、各地の参観灯台において参観が全て無料となり、社団法人燈光会や各地の海上保安部などで記念行事が行われています。普段は公開されていない灯台が、この前後に特別公開されたりしており、当部では、11月8日(土)に石廊埼灯台の一般公開が行われます。