平成22年酒田海上保安部管内の船舶海難(主な事例) 
 発生年月日  海難の種類               事 案 の 概 要
 3月15日   運航阻害  漁船K(3.12トン、1名乗組み)は、飛島法木沖約0,3海里において漂泊作業中に該船船長が誤って海中転落し、一旦自力で同船内に這いがったため、僚船船長が漁船Kに移乗し救助したもの。なお、意識を失って倒れていた該船船長は、医師により死亡が確認された。(救命胴衣未着用)
 5月30日    衝 突  漁船M(2.7トン、1名乗組み)が、鼠ヶ関沖における鯛延縄漁業を終え、自動操舵により速力約10ノットで鼠ヶ関港に帰港中、十分な見張りを行うことなく航行し、また、 漁船K(0,5トン、1名乗組み)は、早田沿岸海域において機関停止し、漂泊しつつバイ籠漁業を操業中、自船の左舷後方200〜300メートルに接近しつつある漁船M(2.7トン、1名乗組み)を認め、大声で注意喚起したがその効なく、漁船Kの左舷船首部と漁船Mの船首部が衝突したもの。なお両船とも軽損だったため、航行に支障なく自力入港した。
 6月14日   運航阻害  漁船E(0.4トン、1名乗組み)は、加茂荒埼灯台の北西1海里付近において刺し網漁業操業中、同船船長が急性心不全のため海中転落したもの。同船が帰港しないことから心配した家族の連絡を受けた僚船が捜索したところ、救命胴衣を着用し、うつ伏せ状態で漂流している該人を発見したが既に死亡していた。その後僚船乗組員が無人漂流中の漁船Eを発見し、移乗操船のうえ金沢漁港に入港した。 
  9月 1日   運航阻害   漁船A(0,84トン、1名乗組み)は、小岩川漁港沖において磯見漁操業中、同船船長が使用していた箱眼鏡が流出し、これを拾おうとした際に海中に転落、船体につかまっていた所を陸上の通行人が発見するや泳いで岸から同船まで辿り着き、海中転落者を船上に引き上げ救助したもの。
  9月14日    浸 水   漁船S(1,81トン、1名乗組み)は、飛島法木漁港沖において磯見漁操業中、折からの風浪により海水が船内に打ち上げ、機関室の蓋が飛ばされたことにより、同所から海水が流入して航行不能となり、風波の影響により付近の岩場に乗揚げたもの。なお、同船は、救助に駆けつけた僚船が船体を曳航し、離礁、救助した。